愛犬が太りやすい体質だったり、去勢・避妊手術をしてから太りやすくなってしまうと愛犬の体重を管理するのが難しいですよね?
- せっかくダイエットに成功したのにリバウンドさせたくない!
- 去勢・避妊手術をしてから太りやすくなったから肥満対策しておきたい!
と考える飼い主さんも少なくないはずです。
我が家の愛犬は避妊手術後に約1kgも太ってしまい、ダイエットするのに苦労した過去があります。
せっかくダイエットに成功したのに、ダイエットドッグフードからプレミアムドッグフードに切り替えたら見事にリバウンドしたということも・・・
せっかくできたクビレがあっという間になくなったよね。
「もうリバウンドはさせたくない!」
という思いから食事や運動を見直し、現在では理想的な体重と体型をキープしています。
そこで本記事では、
- 最近愛犬が太りやすくなった気がする…良い対策はないかな?
- 愛犬の体重管理が難しい…おすすめの肥満対策ってある?
と考えている飼い主さんへ向けて、犬の肥満対策や予防方法を5つ紹介します。
\犬が去勢・避妊手術をすると太りやすくなる理由はコチラで紹介/
犬の去勢・避妊手術後は太る?太りやすくなる原因と対策を紹介!
Contents
犬の肥満対策と予防【5つ】
犬の肥満対策に効果のある方法を以下にまとめました。
太りやすい我が家の愛犬にも効果があった肥満予防の方法です。
①体重ケアのドッグフードに切り替える
主食のドッグフードを体重ケアのドッグフードに切り替えるという方法です。
体重ケアのドッグフードとは、
- 体重管理用
- 去勢・避妊手術後用
- 肥満傾向用
などと表記されたドッグフードのことです。
体重ケアのドッグフードは〝高タンパク・低脂質・低カロリー〟となっていて、普段のフードを同じ量与えるよりも太りにくくなります。
成分 | 役割 |
---|---|
タンパク質 | ・犬のエネルギー源で骨・筋肉・皮膚などの健康をサポート ・代謝を上げて太りにくい体質へと変えてくれる |
脂肪 | ・皮膚の状態や毛並みを整えてくれる |
タンパク質は犬のエネルギー源となるため必須ですし、脂肪も全く必要ないというわけではありません。
まずは、主食となるドッグフードを高タンパク・低脂質なものを選んで肥満対策していきましょう。
太りやすいワンちゃんは体重ケアのフードを試してみるといいでしょう。
カロリーが低くても栄養バランスが良いフードはいっぱいあるよ♪
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②食事の回数を増やす
体重ケアのドッグフードに切り替えたことで、フードの消化が良くなり犬の空腹時間が長くなってしまいます。
そうすると、
- 摂取エネルギー量が減るので満腹感が出ずに食事を催促してくる
- 胃が空っぽになる時間が増え空腹に耐えられず胃液や胆汁を嘔吐する
といった行動や症状が起こる可能性があります。
催促されたら可哀そうでおやつを上げたくなっちゃいますね…
ワンちゃんを太らせる原因になっちゃうね
なので、このような行動や症状が見られるようであれば、1日の食事回数を増やしてみるのがおすすめです。
食事回数を増やしても1日の総摂取カロリーが同じであれば、カロリーオーバーで太ってしまうことはありません。
【例】1日のフード摂取量=130gの場合
朝(65g)・夕(65g)の2回与えている
⇓
朝(50g)・昼(30g)・夕(50g)の3回に小分けする
また、フードのトータル量を減らして食事回数を増やすことによって、肥満を予防することもできます。
【例】1日のフード摂取量を120gに減らす
朝(45g)・昼(30g)・夕(45g)の3回に小分けする
食事を摂るという行動自体にもエネルギーをつかっています。
食事回数が増える分エネルギーを消費する回数も増えることになるので、食事回数を増やして肥満対策してみましょう。
ご飯の回数が増えたら嬉しいかも♪
③おやつの種類や量を見直す
基本的に間食をしなければワンちゃんも太ることはありません。
わかってはいますが、ご褒美のおやつを与えたくなりますし、トレーニングでおやつを上手く利用している飼い主さんも多いのではないでしょうか?
なので、
- 低カロリーなおやつに切り替える
- おやつを少量ずつ与える
など、おやつの種類や量を見直して肥満を予防していきましょう。
我が家の愛犬はサツマイモが好きでサツマイモのおやつをよく与えていたのですが、サツマイモは高カロリーで糖質も多いので太らせてしまった過去があります。
知識がなく愛犬が好きなものを与えてしまっていました。
その失敗から、
- 高タンパクで低カロリーな馬肉系のおやつを千切って与える
- クッキー系のおやつを割って与える
など、肥満対策しています。
おやつを与えて太るようであれば、カロリーオーバーにならないようにドッグフードの量を減らしてカロリー量を調整して下さい。
質が良いお肉のおやつになったからラッキー♪
おやつの回数も増えたら嬉しい♪
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④運動量を増やす(維持する)
犬が太る原因の1つとして、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが釣り合っていないこともあります。
食事を見直すだけでなく、適度に運動して消費カロリーを増やす(維持する)ことも大切になってきます。
いくら小型犬だからといっても家の中を歩き回るだけでは運動不足になりますし、ストレスも溜まってしまいます。
運動することでストレス発散にもなりますし、愛犬とコミュニケーションを取ることができ信頼関係を築くことにも繋がります。
- 散歩の回数を増やす
- 坂道や階段のある散歩コースを選ぶ
- 公園でロングリードで遊ぶ
- 定期的にドッグランに通う
- 雨の日は室内で遊んであげる
など、愛犬の健康状態や好みに合わせて運動を取り入れて、上手にエネルギーを消費させてあげて下さい。
愛犬が楽しそうに走ったりする姿を見るのは嬉しいですよね。
⑤定期的に体重をはかる
体重管理に欠かせないのが定期的に体重をはかること。
1週間おきに体重測定をしても、100g〜200gくらいの間で犬の体重は結構変動するものです。
「たかが100g?」と思うかもしれませんが、
体重5kgの犬の体重が1週間に100g減った場合、
人間に換算すると…
体重50kgの人が1週間で1kg痩せたことになります。
もしあなたの愛犬が1ヶ月に1kgも体重が増えてしまったら・・・と考えると、体重管理がいかに大切か分かりますよね。
1週間おきの体重測定で少し体重が増えたら、
- 間食を減らす
- フードの量を少し減らす
- 家の中でも運動する
など直ぐに対策できます。
定期的に体重をはかって、こまめに食事量や運動量を調整することが大切です。
ちなみに、体重測定は人間用の体重計でも大丈夫ですが若干誤差が出てしまいます。
正確に計量したいのであればペット用の体重計も販売されているので試してみるといいでしょう。
体重測定が苦手なワンちゃんは、
- 体重計をONにする
- おやつで体重計の上に誘導する
- オスワリ&マテをさせる
- 計量できたらおやつを与える
という手順で、おやつを利用して体重を上手くはかることができます。
試してみて下さい。
体重を準備しただけで体重計に乗るようになりました。
上手に体重測定できるよ♪
おやつのためなら頑張れる♪
犬の肥満対策と予防|まとめ
愛犬を太らせたくない!と考えているのであれば、まずは体重ケアのフードに切り替えたりおやつの種類や量を変えてみたり〝食〟に関することを見直してみましょう。
食事内容で体重ケアができるのであれば運動量は維持するだけでも大丈夫です。
そして、できることなら1週間に1回など、定期的に愛犬の体重を測ったり肉付きなどを確認しながら適正体重をキープしましょう。
適正体重をキープすることは、愛犬とコミュニケーションを取ったり健康を維持することにも繋がります。
愛犬の体重管理に悩んでいる飼い主さん、是非この機会に本記事で紹介した肥満対策を試してみてはいかがでしょうか?
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